沖縄琉装苑のご紹介Introduction of Okinawa ryusouen

沖縄琉装苑のご紹介

代表デザイナー・石川真理の想い

アパレルデザイナーだった母の姿

私がデザイナーになろうと思ったのは、幼少期の頃。那覇の街で働く母のかっこいい姿を見ていたからです。
母は洋服の仕立て屋でデザイナーでした。沖縄のおしゃれな人々は、母が仕入れた生地から好みの素材や柄を選び、母がデザインしたオートクチュールファッションに身にまとい、街を闊歩していました。その後、日本の安い洋服がどんどん入ってきて沖縄の仕立て文化は変化しましたが、沖縄の人々は身にまとう衣類にとてもこだわる美意識がありました。
幼い頃から高級な生地や服飾小物に囲まれて育った私は、自然に「私もファッションデザイナーになる」と志していました。


沖縄文化の保存や復興をリードした「鎌倉 芳太郎」氏の存在

首里高校に入学して、染色について色々学んでいるときに「鎌倉 芳太郎」さんのことを知りました。鎌倉 芳太郎さんは染織家で沖縄の文化を熱心に研究されたかたで、紅型の技術を継承し、重要無形文化財「型絵染」の人間国宝に認定された方です。首里城も、鎌倉氏の撮影した写真やメモがなければ復元できなかったことでしょう。その方の残した資料を見て、沖縄の染め織り物の虜になった私は、染色家になろうと染めを必死で学び、京都の短大に進学、日本の染色も学びました。


京都、そして東京で培った経験と知恵

京都での学びは大きなものでした。友禅や西陣織の優美な風合いは、まさに世界に誇る日本の文化でした。しかし、沖縄の染色も引けをとりません。
そのことに自信をもった私は、自分の染色の知識と技術を武器に、難関だった劇団四季の衣装部に就職しました。ここでは芸術とエンターテイメントを守りながらも発展・存続させるための知恵を学びました。その後活動拠点を東京に移し、江戸小紋工房でお仕事をさせてもらいました。東京を訪れる多くの外国人客は、着物を芸術品だと称え、嬉々として着物をきて街を歩くことを好みました。接客していた私に彼らは「なぜあなたたちは着物を着ないの?」と尋ねました。着物を着るには襦袢や帯などのアイテムも多く時間を要するので、忙しい現代人には合わないと思っていましたが、果たしてそうだろうか。私はいつの間にか固定概念に囚われていました。


沖縄には「胴衣(ドゥジン)」と「裙子(カカン)」があった!

気軽に着物を着る、そのことを考えたときに私は沖縄の昔の礼服「ドゥジン・カカン」を思い出しました。ボタンを閉めないシャツのような着方をするドゥジンと、プリーツ巻きスカートのようなカカンは、現代と伝統の融合した形だと気づきました。私はそのときなんとも言えない使命感にかられ「沖縄が世界に誇る染め織り物を後世に残していくため、沖縄に帰って広めていかなくてはいけない」と、平成16年にこの「沖縄琉装苑」をオープンさせました。ドゥジンとカカンは沖縄の気候にあった機能的な側面とデザイン面では現代にはない伝統的かつ新しい面をもっています。店舗オープン以来、琉装ファンが集まっていき、一緒にイベントや交流会を楽しむ社交の場が広がっています。そこはまるで「遊庭(あしびなー」のようです。


今では本物を残すため、琉球王府時代の礼服「胴衣(ドゥジン)」と「裙子(カカン)」をベースにしたオーセンティック・ラインと、普段着として着られる洋服にアレンジしたカジュアル・ラインの両輪で、沖縄の染め織り物を楽しんでもらえるよう、提案しています。

昔から伝わる沖縄の宝物、染め織り物の優美で洗練された世界観を、今後も伝えていきたいと思います。

沖縄琉装苑 代表
石川真理


主な経歴沖縄県立首里高等学校「染織デザイン科」卒業
沖縄県工芸指導所「びんがたコース」研修終了
京都職業訓練短期大学校「染め織り技術科」卒業
株式会社劇団四季「衣装部」在籍
富田染工芸「東京染めものがたり博物館」在籍
平成16年 沖縄琉装苑を立ち上げ、現在に至る

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